代表取締役社長
内田 淳一
会社設立前、私はリーコムと似た業態の会社に勤めていました。当時、「業界にはこんなニーズがあるのではないか?」「こんなサービスを始めたら面白いのではないか?」とやりたいことは沢山あったのですが、やはり組織に属している以上、実現できないことが多かったんです。それでも理想を叶えたいという想いがあって、「これはもう自分でリスクを取るしかない」と思い、独立を決意しました。だから、はじめから社長になりたくて会社を作ったというよりは、自分の実現したいことがあって起業したというイメージなんです。
実現したかったことの1つは外注業のスタイルを変えることでした。業界全体として、「技術者は技術提供だけしていればいい」という様な雰囲気があったのですが、私はそれに疑問を感じていたんです。例えば、アイドルタイムにただ座って仕事を待っている外注と、店舗の清掃などを手伝う外注だったら、絶対に後者が選ばれますよね。リーコムでは店舗をマルチに、そしてフルでサポートするサービスを徹底してきました。競合からは疑問の声もありましたが、結果として、今多くの顧客が当社を選んでくれています。これは私の持論でもあるのですが、答えって、社会が決めるものなんです。
私が経営を行なう上で一番大切にしているのは「人の可能性を作る」ことです。あくまで人があって、その繋がりが未知なる可能性を生み出し、会社、ひいては業界を成長させていくと考えています。だから、例えばカー用品店の店舗から転職してきた人が当社でノウハウを学んで、また店舗に戻っていくようなケースがあっても構わないと思っています。なぜなら、その人の可能性は作れたし、業界の発展にも寄与できたはずだからです。組織の中に人をとどめていようとは思っていません。実際、独立支援制度を活用して巣立っていった社員も数多くいます。
会社としての今後のビジョンは、直営店の展開などを計画しており、コンシューマ向けビジネスへの進出を進めていきたい考えております。有難いことに請負の仕事は溢れるほどいただいていますが、業界としてはシュリンク傾向にあるので、短期的な利益よりも、5年後10年後に社員が幸せになれるような選択をしたいと考えているんです。設立12年目を迎えて今がまさに第二創業期。会社を伸ばしていくためにも、人材登用への投資も積極的に行なっていきたいですね。
これまでリーコムは黙っていても仕事が舞い込んでくるような状態にあり、それを受け入れる――言うなれば、少し保守的な事業展開を行なってきました。だからこそ、今後求める人材としては、やっぱり会社としての可能性を伸ばしていけるような人がいいと思っています。夢物語みたいなことを言う人も大歓迎。変な話、面接で「僕はラーメン屋をやりたいんです!」と言うような人が来てくれてもいいと思います(笑)そういう人がリーコムに入って、可能性の輪を広げてくれたら、企業価値も上がると思いますしね。「これを最後の転職にしたい」なんて言わなくてもいいです。人の価値観なんて、どんどん変わっていきますし、ずっと同じことをしていたら飽きてしまいますから。チャレンジ精神旺盛な人にこそ、ぜひ応募してもらいたいですね。
自分の人生設計をするにあたって、仕事は1つの手段に過ぎません。個人の人生を豊かにするのは、もっと別の何かにあると思います。だからウチの色に染める気もないんです。自分が幸せになるために、会社を利用してください。私はバイタリティのある人を応援したいし、リーコムもそんな会社にしていきたいと思っています。
お客様へ最高のサービスをするには心と体の
「余裕」が大事だと考えております。
あなたのプライベートが充実できるよう、
私たちリーコムは全力でサポート。